ジョインテッドクローの使い方について考えてみる
いわずと知れた元祖S字系ビッグベイトといえばまずはこのルアーを思い描く人も多いのではないでしょうか。かくいうぼくもこのルアーには大変お世話になってきました。
ルアーの種類としてはフローティングタイプとシンキングタイプ。
諸事情で最近は178ではなくマグナムの方をよく使うようになりました。
バスを寄せる力がすごいんですけど、寄せるというか釣れる魚の種類もかなりのものです。
ぼくが釣ったのはバスはいうに及ばず、ナマズ、雷魚、シーバス等…。
このルアーのポテンシャルは使ったことのある方ならよくわかっておられるはず。
でも、お恥ずかしい話、このルアーで魚を釣れるようになるまでぼくは半年かかりました。メジャーフィールドで使って釣れず、地元でももちろん釣れない。上手な方にアドバイスをもらいたくても使ってる人がまわりにおらず、手探り状態でとにかく投げ倒しました。
とある夏、島根県は浜原ダムという所のとある橋脚で夕方釣った1本を皮切りに開眼しまして、近くの河川でも釣れるようになり、ここからビッグベイトの裾野を広げていったといっても過言ではありません。
まずよく釣れるルアーの使い方はただ巻きですね。リールで引っ張るのではなくて、ルアーが動いた分だけラインを回収するたるませ引きというやつです。
結構これだけでも釣れたりするんですけどねー。
あとはルアーを引いてくるコース!いわゆるトレースコースというやつです!これはかなり重要だと個人的に思ってます。
ただ巻きで寄せて1、2アクションのジャーキングで食わせるとか、たぶん引き出しとしてはあんまり多くないです。釣ってる方なら大概の人がやってる内容だとおもいます。最近ではエイトトラップなるものでメディア等で平岩さんが釣ってるのをよく目にするようになりましたが、ぼくはまだ釣ったことありません。
あと、ぼく的な使い方でカバーの際に着水音高めで放り込んで1アクションで食わせるってやり方もあるんですけど、カバーについてる油断したバスにスイッチ入れたりするのによかったりしますね。
あそこに居そうだな~ってところに目星をつけて放り込んでやる感じです。
主に使うカラーは邪鮎・ビッグバイトチャート・スケルトンチャート・長谷川ピンクの4種類。
スケルトンチャートを軸にカラーローテします。
ただ、使ってみて思うんですけどこのルアーは本当に難しいルアーだと思います。チェイスまでは比較的早い段階で経験するんですけど、食わせるとなると途端にハードルが上がるんですよね。
寄せる範囲は広いけど、食わせる間合いが極端に狭い印象。うまく言えないけど。
このルアーに関しては、本当に色んな方が個々に突き詰めて使い方を習得されているルアーだと思いますが、ここでお話した内容はあくまで個人的な経験からくる一例にすぎません。こうやったら釣れる!とかそういった類のお話ではないので、あくまで参考程度にされるほうが後々の引き出しの材料となると思います。
まだ釣った事がない!という人の参考になれば幸いです!ここまでお読みいただきありがとうございました!ではナイスフィッシュを!