【PS5版 ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ… HDー2Dリメイク】プレイした感想
ちょっと前にようやっとゾーマを倒したのでそこまでプレイしていて感じた事をざっくりとまとめました。
ファミコン版やスーファミ版をプレイしていた自分にとってはかなり楽しめた作品で、これから始めるかつて勇者だった同志たちは迷っているならやった方が良いと声を大にして言いたい。
大本のネタバレはありませんので、安心して読んでいってください。
HD-2D版で変わった所を体感してみて
キャラに声が入ったことでより感情が伝わりやすくなって物語に深みが増した
個人的に一番これが良かった点。
声が入る事でキャラクターに感情がのっかって、プレイヤーが感情移入しやすくなったので、かつて見たシーンの感動が別物。
昔は自分の脳内再生で適当に読まれていたテキストが「あれ?こんな素晴らしいシーンだったっけ?」と思うところもいくつかあったり。
新要素:モンスターバトルロードはフル無視でクリア
今作は各地に隠れ潜むはぐれモンスターを仲間にして、そのモンスターたちが活躍するモンスターバトルロードなるものが新モードとしてあります。
ええ、わたしはまったくやっておりません。
せっかくの新要素だったんですけど、個人的にキャラ育成以外に時間かけらんないよなぁと思うところがありまして…。
初期パーティに「魔物使い」を入れていたこともあって、この魔物使いを育成するために54体のはぐれモンスターは仲間にしたものの、このモンスターバトルロードはやりませんでした。
ただ、クリア後のやりこみ要素をしっかりやっていきたい人は序盤からこのモードを遊んでおくことをお薦めします。
ぼくはゾーマまでやれればええかなぁと思っていたのでそこまで重要ではなかったんで、全スルーでも問題ありませんでした。
ファミコン・スーファミ版などの過去作品を遊んでいたらより楽しめる
かつてのファミコン版ドラクエⅢを手に入れたのは新品ではなく中古。
発売日なんかに買えませんでしたわ…。
ファミコン版はとにかくよくデータが消えたので、あの有名なBGMを何度も聞いてある種トラウマにもなった嫌な記憶しかないんですが…。
冒険とは関係ない所で何度も気持ちが折れそうになりながらもそれでも立ち上がって、何度もアリアハンから旅立ったのは今となってはいい思い出。
今はそんなことないんで大丈夫ですけどね。
ファミコン版の主人公の父親であるオルテガはカンダタの色違いで、上半身裸でブーメランパンツをはき、恥ずかしいのか顔も隠していたビジュアル。
色んな意味で衝撃でした。
それがどうでしょう!
あきらかに勇者の父親のような威厳と強さを感じさせるデザインに変更されてぼくの大好きな声優さんの声で完全武装した父オルテガがまぶしくて…。
あとはルイーダの酒場のルイーダさんがとってもいいです。
昔と今を対比して感じられるとより楽しくプレイできるのが今作のHD-2Dかなと思いましたね。
街・フィールド・ダンジョン等、こんな風になっているんだとか風景や雰囲気がより伝わってきて大満足でした。
秘密の場所の存在で探索にメリットが増えた
これ、めちゃめちゃ個人的にうれしい要素のひとつでした。
というのもフィールド探索をしながらレベル上げや金策といった雑務をついでにできるようになったから。
戦闘もただ作業的に数をこなしているだけになってくるとだんだん面倒になってくるもんです。
探索のついでにモンスターと戦闘をこなしてウロウロしているとそれなりにレベルやお金もたまっていることが結構あったんで、多少ですが育成の苦労がやわらぎました。
キャラ育成について思ったこと
まず自分の初期パーティは勇者・魔物使い・商人・僧侶でスタートして、商人→遊び人→賢者へ転職。
終盤に魔物使い→武闘家と転職させて最終パーティは勇者・武闘家・賢者・僧侶で。
ゾーマ戦の時のレベルは勇者が49で倒せたので、参考までに。
しかし、キャラ育成がまぁまぁしんどいです。
はぐれメタルが大量に出現する場所があったりとお助けポイントみたいなところもあるにはあるものの、なにせはぐれメタルが良く逃げる上にメタル狩りを効率よく進める方法があまりなくてほぼ運で何体か倒せるみたいな状態なんで、経験値の時間あたりのポイントが普通にラストダンジョンあたりでレベルあげしていたときとあまり変わらないような気も…。
ダンジョンのエンカウント率が異常に高い事もあって、例えばボス戦まで温存して戦っていきたいとか後半は無理です。
探索しながらついでにレベル上げくらいの気持ちで遊んでいる方が結果的に楽しめますね。
そうしないと、例えばレベルをある程度上げてさて目的を達成しに行こうとダンジョンに挑んでいくと、エンカウントの高さからだんだん戦闘が面倒になってきたり、聖水を身体にふりまいてみたりと本当にめんどくさくなります。
しかも結構モンスターが後半は強くMPもガッツリ使っていかないと厳しい戦いになる為、温存なんてほぼ無理です。
この辺りでよかった事といえば戦闘スピードの変更とか移動速度を多少あげられるダッシュ機能が追加されたのは助かる機能でした。
まとめ
ドラクエⅢHD-2Dリメイク、ぼく個人はとても楽しく遊びました。
ファミコン・スーファミ版をやった人は特にこの変わったかつて旅した風景やイベントシーン等を見てほしいし、考察もはかどるような発見もあったりするのでまだ迷っているかつて勇者だった同志諸君はぜひ遊んでみてほしい。
個人的に育成に関してはかなりきついものを感じたので、それが悪いという訳ではないんですがちょっとダレるきっかけにはなったなぁと。
なので中盤まではしっかりひみつの場所探索等を絡めつつ戦闘をこなして育成して、装備も整えつつ次にいくというスタイルでやると時間の無駄が省けるのでおすすめの進め方です。
今回は以上です。
それでは、あなたのあたらしいロトの伝説をぜひ作ってみてください。